【実釣インプレ】ショアラインシャイナーZセットアッパー110S-DR

タックル

釣りに熱中するとこだわりが出てきて、海や魚の状況に合わせた最適な道具の選択をしたいと思うようになりました。

ヒラスズキルアーにおいては、

海面が荒れていてもしっかり泳がせたい

水深がありサラシが分厚い時にその下を泳がせたい

適度なサイズ感がいい

このような要望を満たすルアーをあまり持っていませんでした。

ヒラスズキ釣りは、基本的に浅場のイメージが強いですが、

地域、フィールドによって足場が高い、水深がある、サラシが濃いなどさまざまで条件が異なります。

ヒラスズキ釣りで大事にしている要素の

3フックシステム、風を切り裂く飛距離、ルアー強度についてはダイワのショアラインシャイナーZシリーズである

ショアラインシャイナーZ バーティス R R125ですでにそのメリットを実感していました。

それに加えて、

荒れた海面での水掴み、分厚いサラシ下を泳ぐ、適度なサイズ感の要望も満たしてくれそうなルアーが、

ショアラインシャイナーZセットアッパー110S-DRなのではないか。

そう考え使い始めたセットアッパー110S-DRが、

何度もヒラスズキを連れてきてくれました。

基本スペック

https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/lure/sea_le/sls-z_setupper_97s-dr/index.htmlより作成

カラーは12色

タイプ・スローシンキング 

サイズ・110mm  

潜行レンジ・最大約2m 

飛距離・最大64m 平均62.6m 

フック仕様・#6トレブル×3

となっています。

また、セットアッパー110S-DRはロングビルミノー(リップが比較的長いミノー)となっています。

使用してわかったことですが、地磯での釣行で岩に誤ってぶつけてしまっても、折れてしまうことがない強度になっていました。

リップ付きミノーの中にはリップが簡単に折れてしまうものも多いので、その点、磯での使用ルアーには強度が重要になります。

アクション

【水中動画】ショアラインシャイナーZセットアッパー
https://www.youtube.com/watch?v=txbGtwyVgYY

110S-DRの基本アクションは125S-DR/145S-DRと同じハイピッチタイトウォブンロールとなります。

それに加え、アクションの大きな特徴として

セットアッパー最大のキモは重心移動システムにある。ウエイト保持機構HGS(PAT.)をあえてルーズに設定していることにより、流れの変化や速度変化で自動的にウエイトが「保持⇔外れる」を繰り返し、ルアーがランダムに勝手にバランスを崩すことで、それが「食わせの間」となりターゲットを狂わせる。

https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/lure/sea_le/sls-z_setupper_97s-dr/index.html

となっています。

前回のヒラスズキ釣行でも経験しましたが、ヒラスズキはサラシの流れ(ライン)に居着いていることが多いです。

その為、セットアッパーがサラシの流れの変化により起こすスライドアクションや千鳥アクションは、

ヒラスズキが食ってくる為の絶妙な「食わせの間」(タイミング)を演出します。

まさにヒラスズキ狙いに合ったルアーと言えます。

実釣 ヒラスズキ

海面がガチャガチャの状況でも、長いリップにより水掴みが良く、しっかりとサラシの下を泳がせることができました。

この日は、1バイトと数少ないチャンスをセットアッパー110S-DRのお陰でしっかりとものにすることができました。

110mmのサイズ感はヒラスズキだけではなく、

ブリなど青物にもよく合います。

ヒラスズキチューン

セットアッパー110S-DRの購入時付属のフックセッティングは#6トレブル×3となっていますが、

そのままでは強度に不安があるので使用しません。

ヒラスズキ釣りでの使用の場合には、

前2つは、がまかつSPMH#4もしくはFIMOフックMH#4のセッティング、

テールフックはサイズを下げてがまかつSPH#6もしくはFIMOフックH#6としています。

テールフックにもMH#4をセッティングしてしまうと、

前のフックに絡みやすくなってしまうこと、アクションが悪くなるデメリットがあります。

一方で、太軸Hの針にしてしまうと細軸MHよりも若干刺さりが悪くなってしまうので、

今後釣行を重ね、ベストなセッティングを見つけていきたいです。

総括

ショアラインシャイナーZ バーティス R R125のようによく飛び、よく泳ぐ。

横の爆風・海面ガチャガチャでも釣りを成立させてくれるルアーが

ショアラインシャイナーZセットアッパー110S-DRでした。

セットアッパーは基本的に水深があるエリアを得意としますが、浅いエリアは少し苦手です。

冒頭でも記載しましたが、ひとつのルアーで全ての状況を攻略することは難しいです。

毎回の釣行で、たとえ釣れなくてもどのような状況でどんなルアーが有効だったか検証することによって、

自分の中でルアー選択の基準が明確になってきます。

ショアラインシャイナーZセットアッパーシリーズは数々の実績によりベストセラーとなったルアーのひとつです。

いまいち釣果に恵まれないという方は、試してみる価値があると思います。

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