春エギング最大の魅力は、大型のアオリイカが狙えることです。
アオリイカは夏から秋にかけて生まれ、寿命を迎える翌年春の産卵期が1番大きくなるためです。
海面から釣りあげる際に、エギやヤエンの鋭い針では柔らかい身が切れて逃がしてしまうことがあります。
ヒットしたアオリイカをより確実にキャッチするためには、タモやギャフを使用する必要があります。
磯で3年間使用した第一精工 オートキングギャフは、
コンパクト性能、強度・耐久性で春の大型アオリイカ狙いにおすすめできますのでレビューします。
オートキングギャフの基本スペック
種類 | 全長 | 重量(本体) | 仕舞寸法 | 釣り場 |
オートキングギャフ230 | 230cm | 335g | 62cm | 船・ボート |
オートキングギャフCS300 | 300cm | 410g | 32cm | 磯 |
オートキングギャフ500 | 500cm | 500g | 62cm | 堤防 |
オートキングギャフ550X | 550cm | 660g | 57cm | 堤防 |
オートキングギャフ630 | 630cm | 665g | 62cm | 堤防 |
オートキングギャフは5種類あります。
「アオリイカを狙う釣り場」によって適した種類が選べます。
堤防は海面まで足場が高いことが多いですので、500cm以上がおすすめになります。
針は太軸になっており、大型のアオリイカを掛けても曲がりません。
針が細いと、ギャフで掛けても折れたり曲がったりして逃がしてしまう可能性があります。
マグネットハンガーは、ベルトやポケット、フローティングベストに装着すると簡単に持ち運びができます。
キャップ部分は、3つの穴が空いており使用後の水洗いで水が抜けやすくメンテナンスに貢献します。
強度・耐久性
オートキングギャフで1番耐久性が気になるセーフティーカバーとキャップです。
磯での使用で小傷は多く見られますが、
3年間の使用で割れてしまうことはありませんでした。
オートキングギャフの使い方
リリースボタンを押すとキャップが開くので、勢いよく振り出すだけでギャフが飛び出し自動で開きます。
実釣エギング アオリイカ
アオリイカは2kgを超えてくると、重量感、引く力が想定以上になります。
ギャフやタモなしで取り込みに時間をかけてしまうと、バレてしまう可能性が高くなります。
総評
第一精工 オートキングギャフは、
数少ない大型アオリイカのヒットを、確実にキャッチしてくれる信頼できるギャフでした。
針が太軸でサビに強いステンレス製であることも長く使う上でとても魅力的です。
3年間の使用で致命的な損傷はありませんでしたが、
シャフトはカーボン製ですのでアオリイカを海面からあげる時にはできるだけ垂直に使用する必要があります。
長く使えるギャフは、記憶に残る大型アオリイカをキャッチするために必須の道具になっています。
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