今までヒラスズキの釣りでは、ライントラブル、フックトラブル、バレることが嫌でミノーやシンキングペンシルを中心とした釣りをしてきました。
しかし、ミノーやシンキングペンシルに反応しない魚がいることを知り、異なるジャンルのルアー選択を検討していました。
ロンジンから発売されたイリコ28g・35gは、
ブレードルアー特有のトラブル軽減、マイクロベイトへの対応、エラ洗いによるフックアウト回避、多く点でメリットがあるのでレビューします。
イリコ28g・35gの基本スペック
全長 | 推奨フック | リング | ブレード | |
28g | 60mm | #6 | #3 | #0 |
35g | 68mm | #5 | #3 | #0 |
カラーは12色。ベイト、水色に合わせて選択することができます。
スーパーホールドシステム
イリコ最大の特徴が、バラシとフックの絡みを減らすルアー設計です。
今までのブレードルアーはラインやフック同士の絡みが多発して釣りにならず嫌厭していましたが、
今回実釣では1度か2度フック絡みがある程度でした。
前後のフックが全く干渉しないということではありません。
フック交換
リングは#3になります。くぼみ箇所に埋め込むように取り付けなけらばなりません。
多くの標準的なプライヤーではリングの開閉が困難になります。
イリコの場合は、ミニプライヤーの使用をおすすめします。
フック交換方法の解説は、公式サイトで詳しく紹介されています。
実釣 ヒラスズキ
この日はマイクロベイトに対応できるクリアカラーのルアーでヒラスズキを狙いましたが、10バイト以上0キャッチでした。
信頼と実績のバーティスR125、X80マグナム、サスケ裂波で獲れない魚はいないと思っていました。
イリコに変えて、サイズ感、波動、ブレード、スーパーホールドシステムの恩恵で貴重な1本をバラすことなくキャッチすることができました。
後でわかったことですが、この日のベイトは2cm程度でした。
サラシが少ない凪の日や、今回のようにベイトが小さい時にイリコを使ったヒラスズキの釣り方はロンジン公式でも紹介されています。
総評
ロンジン イリコ28g・35gは、今までブレードルアーのデメリットであったライン絡みやフック絡みといったトラブルが軽減されたルアーでした。
トラブル軽減を目指したルアー設計上、小さいプライヤーでフック交換しなければならない点は手間になります。
一方で極小ベイトの際に、ミノーやシンキングペンシルでは針がかりが浅かった魚に対して、
しっかりとしたフッキングでヒラスズキやマルスズキのエラ洗いを回避しキャッチ率を上げてくれるルアーとなっています。
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