ミノーにはリップレスとリップ付きのものがあります。
キャスト時に空気抵抗が少ないリップレスミノーの方が、より飛距離が出ると言われています。
一方でリップ付きミノーは、飛距離はやや劣るものの水掴みが良く多少荒れた海面でも水中から飛び出してしまうことが少ないです。
今までのリップ付きミノーは強風下での飛距離や、リップの強度に納得いくものがほとんどありませんでした。
バスデイから発売されたログズ124F・124Sは、そんな不満を解決してくれるルアーでしたのでレビューします。
ログズ124F・124Sの基本スペック
カラーは18色。
基本スペック | 124F | 124S |
サイズ | 124mm | 124mm |
重さ | 22.5g | 24.4g |
フック・リング | #5・#3 | #5・#3 |
飛距離(平均) | 75mオーバー | 75mオーバー |
レンジ | 60cm-80cm | 60cm-80cm |
飛距離は平均75mオーバーとなっており、リップ付きミノーではトップクラスになっています。
強風下の磯ヒラスズキの釣りだけではなく、飛距離が必要なサーフや大場所でのシーバス釣りにも活躍してくれます。
アクション
アクションはローリング・ウォブリングとなっています。
124Fと124Sの使い分け
124Fは弱フローティング設定の為、ゆっくりと巻いて誘う釣りにおすすめです。
124Sはスローシンキング設定の為、流れに揺られるドリフトを使う釣りにおすすめです。
強度・耐久性
実際に地磯での釣行を重ね、様々な状況で磯にルアーをぶつけてしまうことがありましたが、ルアーに致命的な破損は認められませんでした。
リップに関しても、少し傷が入った程度で根本から折れてしまうようなことはありませんでした。
リップ付きミノーは、リップが折れてしまうと修理しなければ使い物になりません。
実釣 ヒラスズキ
約30m先のサラシにルアーを通すため、さらにその先の約40m先にルアーをキャストし、ヒラスズキを釣ることができました。
3フック仕様なのでフッキング率が良く、良型の魚にも対応できました。
このときの釣行レポートはバスデイの公式に掲載して頂いてます。
総評
バスデイ ログズ124F・124Sは、今までのリップ付きミノーで物足りなさを感じていた、飛距離、強度を克服したルアーでした。
泳ぎに関しても、サクラマスルアーを作っているメーカーですので、海の早い流れに強く、潮流で動きが破綻してしまうようなことはありませんでした。
店頭で目にする機会が少ないので、今後の販路拡大に期待です。
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