釣りを始めた頃、釣った魚を素手で持った時に背びれで手を切ってしまったことがありました。
そんな痛い経験から釣りの時は必ずフィッシンググローブを身につけるようにしています。
魚から針を外すだけなら、フィッシュグリップやフィッシングプライヤーだけでたりることも多いです。
しかし釣りでは手を傷つけてしまう可能性のある様々な状況があります。
ルアーをキャストする時や、磯釣りではポイントまでの道のりで岩や木々を掴んで向かうことがあります。
そんな時に素手では、PEラインによる擦れ、鋭くとがった岩や貝、木のトゲが手に刺さってしまう可能性がありとても危険です。
釣りをする上でフィッシンググローブは必ず必要な道具になります。
フィッシンググローブをこれまでいくつもの種類を使ってきましたが、
1ヶ月間磯で使ったバリバス ファイティンググローブVAG-25が良かったので、
今まで使用していたフィッシンググローブとの違いをレビューしたいと思います。
今までのフィッシンググローブ
今まで使っていたフィッシンググローブはデザイン、フィット感に関してとても気に入ってました。
キャスト時にラインが擦れる人差指び、手のひらは本革補強を採用とのことでした。
1ヶ月磯で使用していると、手の甲側のメッシュ箇所が裂けてしまいました。
手の内側はキャストで擦れる指先や、ロッドを握る指の付け根箇所はボロボロとなり、ウェーダー補修ボンドで修理しながら使っていました。
同じく、デザイン、フィット感がよく購入したこちらのグローブも
キャスト時のライン擦れで、1ヶ月程度で指先に穴が空いてしまいました。
釣りの最中にグローブが壊れてしまうとそれが気になってしまいます。
釣具は長く愛用したいと考えていますが、毎回修理することはとても大変です。
バリバス ファイティンググローブVAG-25の基本スペック
サイズ・S、M、L、XL、XXL、XXL
カラー・ブラック×パープル、ネイビー×グレー、グリーンカモ、ブルーカモ
サイズは6種類、カラーラインナップは4種色と豊富です。
私はMサイズを使用しています。サイズ感はダイワやシマノのフィッシンググローブMサイズと同じ印象です。
手の甲側は主にメッシュ素材、
手の内側は耐久力の高い人工皮革を採用することで、グリップ力がアップしています。
また、このグローブ最大の特徴として他メーカーのフィッシンググローブにはない
「Ergo Grip(エルゴグリップ)」が採用されています。
「Ergo Grip(エルゴグリップ)」とは、
人間工学に基づいて設計したグローブ。その形状は、指の力を抜いて自然に曲げた状態に合わせたもの。したがってグリップの時に余分な力がかかることがなく、長時間の着用でも疲れない。また、シワやヨレが発生しにくい設計により、指とグリップの密着度が向上。素手に近い感覚でワンランク上のパフォーマンスを実現します。
https://www.varivas.co.jp/Product/searchgroup/id:4959
先日の釣行で地磯でカンパチとファイトした時には、やりとりがとても楽で、
まさに「Ergo Grip(エルゴグリップ)」の恩恵を感じることができました。
特に大型魚とファイトする時にはこの機能が活躍します。
バリバス ファイティンググローブVAG-25の耐久性(インプレ)
1ヶ月間磯釣りで、ポイントまで岩や木を何度も掴み、
カンパチや沖サワラなどの青物、ハタ釣りといったパワーファイトの釣りで酷使してきました。
手の甲のメッシュ部分は裂けていません。
内側の特にキャストで擦れる指先も穴が空く気配が全くありません。
ロッドを握る指の付け根箇所も裂けてしまうこともありませんでした。
この先もショアジギングや磯ヒラスズキの釣りで活躍してくれそうです。
総括
バリバス ファイティンググローブVAG-25は
磯という過酷な環境で、耐久性がとても高いことを証明したフィッシンググローブでした。
今までフィッシンググローブは消耗品だと思っていましたが、その考えをくつがえして長く使っていけそうです。
今使っているフィッシンググローブはすぐに穴が空く、または裂けてしまうので困っているという方にはおすすめです。
また、サイズ展開が6種類であることも大きなメリットですので、
自分に合ったサイズ感が今までなかった方にも
最高のシンデレラフィットが見つかるかもしれません。
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