【実釣インプレ】マズメ スパイクで756km歩いて磯釣りしたレビュー

アオリイカ

磯やテトラポットでの釣りは足場が濡れていたり、海藻が付着していて滑りやすくとても怖い思いをした経験があります。

スパイクシューズはそのような釣り場で今では一番大切なアイテムになっています。

様々なスパイクシューズを履いてきて、

最も信頼のおけるものがマズメのスパイクシューズです。

磯で釣りをするのになくてはならないこのスパイクシューズを、酷使してきた結果と感想をレビューしたいと思います。

マズメ スパイクシューズの基本スペック

サイズMサイズLサイズLLサイズ3L
cm25.0~25.526.0~26.527.0~27.528.0
https://www.mazume.co.jp/product/164より作成

釣りのスパイクシューズを使用していて

・ピンの減りが早いと感じる

・グリップ力がなくなった

靴底以外は壊れていないのに使えなくなってしまったという経験はないでしょうか。

釣り用のスパイクシューズはそもそも

従来のスパイクシューズのその多くは、長時間の磯歩きを想定して作られたものではなく、渡船によって磯場に上がり、そこで釣りをするためのもの

https://www.mazume.co.jp/product/164

このようなコンセプトで作られています。

磯を1日歩き回るようなスタイルや、長い年月1つのスパイクシューズの使用を検討している方は、

耐久性の点でステンレスピンスパイクはあまり向いていません。

一方、マズメのスパイクシューズは片足30本タングステンピンが搭載されており、

従来のステンレスピンより2倍強の硬度と摩耗を軽減したものになっています。

使用頻度・距離

私の使用経験として購入してから歩いた距離を算出してみました。

使用期間18ヶ月、月平均3回の釣行で合計54釣行。

1釣行あたり平均20000歩(成人男性平均歩幅70cmと仮定すると)で歩く距離14km。

54釣行×14km=756kmと驚くべき距離を歩いていました。

756kmは直線距離で東京から本州最西端の山口県の県庁所在地山口市までの距離に相当します。

過酷な環境を長距離歩いて、その耐久性はどうだったのでしょうか。

タングステンピンの残数と耐久性

新品購入時には片足30本のタングステンピンが搭載されていますが、両足1本ずつ取れてしまっています。

ただ、この時点でピンの摩耗によるグリップ力の低下は感じられませんでした。

スパイクシューズ他箇所の耐久性は

両足の外側のメッシュ生地箇所が破れてしまっています。

この部分は歩くときに何度も曲がる箇所であり、さらには岩などに擦れやすい箇所である為

メッシュ生地では耐えられなかったと考えます。

このことで指先がスパイクの外に出てしまったり、歩行に支障をきたしたことはありませんでした。

各パーツの接着面に関しては剥がれなどはありません。

これは特殊な製法に関わるところで

ハードに使うシューズの弱点である「縫製部分のほつれ」を排除する為に、出来る限り無縫製(糸を使わず熱溶着による接合)にしています。

https://www.mazume.co.jp/product/164

となっています。

マズメ スパイクシューズ(ラバーピン)を使うべき環境

私の通っているエリアは山道を通り、海岸線へ出ることが多いです。

その為、舗装されていない土混じりの道を歩くこともとても多いです。

フェルトスパイクでは、フェルトに土がつまりグリップ力がなくなってしまいとても危険なので、ゴム底のスパイクが有用になります。

また、メッシュ生地が多く使われているスパイクシューズですので、

水抜けが良く、ウェーディングシューズとして活躍します。

海水に足をつけてしまうと、内部に水が溜まり不快感や、スパイクが重くなり体力の消耗に繋がります。

実釣 磯釣りでの使用

磯でのショアジギング、ヒラスズキ、エギングで様々な魚種に怪我することなく会いに行くことができたのも、マズメ スパイクシューズのおかげです。

総評

耐久性・安定性に関して、今発売しているスパイクシューズの中で最も信頼のおける製品です。

私はこのスパイクシューズを使用して1年半経ちますが幸にも転倒したことがありません。

今後もリピートしていきます。

マズメスパイクの特性である水捌けの良さもメリットです。

一方で厳寒期に使用の際は、冷たい風も通しやすいので保温、防水ソックスを履くなど工夫する必要があります。

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